牧師って
どんなことをしているの?
どんな人達なの?
日本人にはあまり馴染みのない職業だけに
少しでも馴染んでいただこうとブログを書いています。
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「天国と地獄」
みなさま、こんにちは。
今回の話題は、運動会定番ののテーマソングについてではありません。
霊界の天国と地獄についての話でもありません。
私達は、生きているときから、
まさにこの世で天国を味わい、
また、地獄も味わって生きる、という話です。
誰でも、いわゆる天国のような幸せな人生を生きたいと願うものですが、
現実は大変なことも多くて、なんとなく、漠然と幸せがどこからか舞い込んでこないかな〜と考えたりもします。
楽して稼げます、みたいな広告をよく見ますけど、まさに人の弱い心に甘い言葉で誘惑して騙す、詐欺の手口の典型ですが、こういうのにひっかかると余計に地獄のように苦しい生活に陥ります。
結局、天国のような幸せな生活って、
あそこにある、ここにある、と言われる場所に行けば得られるものではなくて、
自分で作っていくものなんですよね。
不思議な表現かもしれませんが、
天国を得るには、地獄のようなもがきがある、そのような大変さを乗り越えて、成長し、治める力と心を持った人が得られるものです。
条件対価、つまり努力もなしに得たものは、
いずれ喪失します。
治める実力もないし、価値もわからずに大切にできないからです。
結局は、
いくら良い環境を得ても、
自分自身を天国のような人に作らないと
天国は手に入りません。
聖書では、天国は、畑に隠された宝のようなものだといいました。
この宝を得た人は、まず自分の全財産を売払い、畑を自分のものにしました。
そして、宝も手に入れるようになるのですが、
この畑は、キリストを喩えており、
宝は、天国を意味しています。
天国は、全力でキリストを自分のものにした人に与えられることを諭してくださっている聖句です。
キリストの御言葉を、全身全霊をかけて、実践し、自分を作った人は、天国の生を生きる人になります。
努力するにも努力の方向性が重要ですからね。
キリストの御言葉は、行えば、天国をなさせる力のある言葉です。