田尾牧師牧師って

どんなことをしているの?

どんな人達なの?

日本人にはあまり馴染みのない職業だけに

少しでも馴染んでいただこうとブログを書いています。

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「戦時の嘘」

みなさん、こんにちは!

すっかり季節は春になりました。

皆さんは、春を感じていますか??

私はというと、

世の中のニュースを見て、

悲しい事件が多くて

春の季節の気持ちよさがどこかに飛んでいきそうになりますが、

外に出てみて、街を歩いてみたら、

咲き誇る桜や、

花見をして喜んでいる人たちや、

新学期も始まって、登校する初々しい1年生たちなどが目に入ってきて、

春の陽気が再び心に戻ってくるなぁと、

そんなことを感じている今日この頃です。

私たちは、本当に見るものによって、考えが大きく左右される存在だということを、あらためて感じています。

良いものだけを見ていたい、そんな気持ちにもなりますが、実際、生活しているとそうもいかないですよね。

となると、心に残すべきものと、必要のないものをしっかり見分ける力が一層必要になるなと感じています。

それと関連して、

最近、面白い本を1つ知りまして、

今日は、それを紹介しようかなと思いました。

それが、「戦時の嘘」という本です。

最近、ウクライナとロシア戦争における両陣営のプロパガンダが話題に取り上げられていますよね。

プロパガンダにも法則があるということで、

ポンソンビー卿の古典的名著『戦時の嘘』から

プロパガンダの10の法則についてご紹介します。

1、「われわれは戦争をしたくはない」

2、「しかし敵側が一方的に戦争を望んだ」

3、「敵の指導者は悪魔のような人間だ」

4、「われわれは領土や覇権のためではなく、偉大な使命のために戦う」

5、「われわれも意図せざる犠牲を出すことがある。だが敵はわざと残虐行為におよんでいる」

6、「敵は卑劣な兵器や戦略を用いている」

7、「われわれの受けた被害は小さく、敵に与えた被害は甚大」

8、「芸術家や知識人も正義の戦いを支持している」

9、「われわれの大義は神聖なものである」

10、「この正義に疑問を投げかける者は裏切り者である」

以上 あげた10の内容を、プロパガンダをする国家は必ずといってもいいほど、このような話を国民にしていくということでした。

過去、現在の戦争を振り返ってみて、確かにそうだな〜と納得な感じでした。

これは、メディアリテラシーにもつながる話だと思います。

いろいろな情報が飛びかう現代、

一層、各個人に見分ける目が求められています。

牧師として一言いわせていただくと、

聖書を学ぶと、すごくすごく見分ける目がつきます!!

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