みなさんお久しぶりです。5月に入り暖かくなって（寒い日もありますが）様々な花が咲き誇る良い季節になりましたね。

さて、今日はヤコブについてお話ししたいと思います。
聖書に出てくる登場人物にヤコブがいます。
ヤコブはイサクの息子ですが、母親リベカの助言により双子の兄エサウの長子権を奪ったことから、エサウに命を狙われるようになります。

そして叔父のラバンのもとへ逃れるようになりましたが、そこでも様々な苦労を経験します。

ヤコブは、ミミズのように弱い立場でしたが、その様な状況の中で切実に祈った祈りの人でした。どんな時でも神様を信じて絶対的により頼んだので、神様はヤコブをあらゆる困難や患難から助けて下さりました。
結局ヤコブは、エサウとも和解して、信仰的にも、経済的にも、そして子供にも恵まれて栄えるようになりました。
そして後に名前がイスラエルとなりました。

イザヤ書43章1～2節を読むと、

1．ヤコブよ、あなたを創造された主はこう言われる。イスラエルよ、あなたを造られた主はいまこう言われる、「恐れるな、わたしはあなたをあがなった。わたしはあなたの名を呼んだ、あなたはわたしのものだ。
2． あなたが水の中を過ぎるとき、わたしはあなたと共におる。川の中を過ぎるとき、水はあなたの上にあふれることがない。あなたが火の中を行くとき、焼かれることもなく、炎もあなたに燃えつくことがない。

イザヤ書43章1～2節

とあります。これは、イスラエル民族に向けて神様がおっしゃった言葉ですが、改めて読んでみると、すごい言葉ですよね。

火の中、水の中でもあなたと共にし、そのような困難から助けて下さるという強力なメッセージです。

咲き誇る花のように輝きたいという思いはありますが、良い時もあれば、ヤコブが苦労した時のように、弱弱しくて倒れそうなときもあります。今が良い時の人もいれば、今が良くない時の人もいるでしょう。
しかし、ヤコブがどんな状況でも最後まで神様により頼んで祈り、それによって祝福を受けたように、私達にもヤコブのような心が大事だなと感じます。

ヤコブが最後まで神様を信じてより頼んだことで人生の勝利をしたように、そのようなヤコブの精神を下さいと祈っています。

また突然困難が自分を襲ってくる時にも、たゆまず、諦めず、前進するから神様が助けて下さるようにも祈っています。

様々な困難が多い時世ですが、決して諦めずに自分のすべきことをして前に進んでいきたいですね。

最後にもう一つ、私が好きな聖句を紹介します。

伝道の書7:14より

順境の日には楽しめ、逆境の日には考えよ。

伝道の書7:14

私はこの聖句が大好きで
逆境の時こそ、考え、見つめ直し、むしろ新しいものを手に入れることができるチャンスだなと思います。自分の経験を思い返してみても、その様に考えた時に道が開けました。

だからこそ諦めず、恐れず大胆に前進する精神が必要だなと感じます。
ヤコブがひたすら祈ったように、私もそのようにもっと祈る人になりたいです。

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