田尾牧師牧師って

どんなことをしているの?

どんな人達なの?

日本人にはあまり馴染みのない職業だけに

少しでも馴染んでいただこうとブログを書いています。

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「裂くこと」

みなさん、こんにちは。

気持ちの良いになりましたね。

ようやく緊急事態宣言もあけて、日々感染者数も減少している状況や、

治療薬の開発が進んで、出口戦略が固まってきたとのことで、良いニュースが出ているので嬉しいですね。

AIのシミュレーションによると、11月の中頃から感染者数も再び過去最大値に戻るようですから、

引き続き気をつけないといけないのですが、

明けない夜はないように、コロナの問題も、治められる、という出口が必ず訪れると思うので、

希望をもって、この時期にしかできないことを続けて取り組んでいきたいですね。

コロナの問題だけではないですが、

人生の様々な問題を解くためには、必ず 問題点を裂く ということが重要になります。

問題をごちゃまぜにして考えたり、議論しても、解くことはできません。

コロナの話であげれば、コロナによって死者が出る、ということを最終的に解決したいわけですが、

死者を出すに至るには、様々な要因があります。

まずはその要因を裂かないといけません。

治療方法の問題、医療崩壊の問題(この中にも、ベッド数、医療者の不足、既得権益などなど様々な要因があり)、経済の問題、、、と

それぞれを裂いて、取り組まないといけません。

それぞれの要因が、死ぬ、という結果に影響を与えますが、より大きな要因を担うものとより小さな要因を担うものがあります。

しかし、問題が進行すると、小さい問題も小さくない状況に変化するなど、数学的に言えば、パラメーターの係数が上がります。

今回は、治療方法の確立が 最も大きな要因を占めると思うのですが、それにはある程度の時間がかかります。

そうなると、問題が進行し、他の医療体制などの問題がより大きくクローズUPされる形になるわけです。

問題が洗い出されるという意味では、良いことかもしれませんが、

緊急時に発動する体制の問題を常態化し、これが平常に戻れば逆に問題になる、なんてことにはしてはいけません。

ニュースなどを見ると、問題がごちゃまぜにして語られていることもしばしば見受けられるので、

受け取る私達の裂いて考える力も必要ですよね。

ともあれ、核の要因である治療方法の確立が進んでいることは嬉しい限りです。

あとは、非常に危ない変異株が出てくる可能性は潰しながら、続けて頑張っていきましょう。

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