牧師って
どんなことをしているの?
どんな人達なの?
日本人にはあまり馴染みのない職業だけに
少しでも馴染んでいただこうとブログを書いています。
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「神様が御力を示すとき」
皆さん、こんにちは。
今日は、信仰者にとっては、欠かすことができない「祈り」について話をしていきます。
ところで、みなさんは、どんな時に神様に祈りたくなりますか?
日本では、苦しいときの神頼み、という言葉にもあるとおり、困った時、自分の力ではどうしようもない時、助けて下さいと求めることがありますよね。
神様を信じていない人でも、困って祈ったことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか?
聖書には、「求めなさい、そうすれば与えてくださる。」という有名な言葉があるのですが、イエス様は、神様に祈り求めることの大切さを沢山教えて下さいました。
実際に、
祈れば、神様は聞いてくださって、私達の問題を解決してくださるからです。
しかし、無条件祈れば何でも聞いてくださる、というわけではありません。
まず、皆さんに知って頂きたいのは、神様には心がある、ということです。
私達のように心がある方で、愛の根本者でいらっしゃいます。
人間同士でも、誰かに何かを求める時、
相手の気持ちを分かってこそ、聞いてくれるのではないですか?
無条件してくれる、ということはあまりないですよね?
我が子に対して無償の愛をもつ親でも、
いくら子供が求めるからといって、
子供にとって害になるものは与えないでしょう。
神様もそうでいらっしゃいます。
神様は豊かに与えてくださる方ですが、
愛するから与えてくださるのです。
だから、その心を分かって差し上げて祈り求めるべきです。
また、害になるものは与えないと言いましたが、
困った状況を解決してくださるときも同じです。
困った時というのは、自分ではどうしようもないから、神様に何らかの力を求めることがあると思うのですが、もし、求める人が神様への感謝と愛もなしに、力だけを求めるなら、むしろ害になるから聞いてくださらないことが多いのです。
もし愛もないのに答えてあげるなら、
人は力ばかりを求めるようになっていき、富や権力、能力などの力に溺れ、むしろ人間として最も大切な愛を見失うことが多いからです。
だから、祈る時に大切なのは、神様と愛を分かち合うことなのです。それが土台になっていれば、神様は豊かに与えることができます。
問題を解決してくださるために、
神様が御力を示す時は、条件が必要なのです。
特に、神様を清い心で愛することが必要です。
真に私達の幸せを願ってくださる神様に真実な祈りで求める時、神様がその祈りを聞いてくださって、豊かな人生になるようにしてくださいます。