皆さんこんにちは^^奥村です
桜が綺麗に咲いて散り始め終わりかけたところに、今度は八重桜がぱっと明るく咲き始めましたね。
4月を迎えて、新しい新学期、新年度を迎え緊張気味の方も多いのではないでしょうか?
新しい始まりだからこそ、上手くスタートしたいし、失敗したくないし、よい方向に動いてほしいと願うそんな月なのかなと感じます。
聖書を読むと、旧約聖書にヨシュアという人物が出てきます。
ヨシュアは、モーセの次にイスラエルを導く指導者になった人ですが、ヨシュアが指導者になった時はどういう時だったかというと、エジプトから脱出してきたイスラエル民族が、荒野で40年とどまった後に、いよいよ目的としたカナンの地に入っていく時でした。
これまで見たことのない未知の世界に飛び込んでいこうとするとき、ヨシュアはどのような気持ちだったのでしょうか・・?
きっとドキドキして心配も多かっただろうし、不安や恐れもあったのではないかと思います。
そんなヨシュアに向かって、神様はこのように語りかけます。
1:5あなたが生きながらえる日の間、あなたに当ることのできる者は、ひとりもないであろう。わたしは、モーセと共にいたように、あなたと共におるであろう。わたしはあなたを見放すことも、見捨ることもしない。 1:6強く、また雄々しくあれ。あなたはこの民に、わたしが彼らに与えると、その先祖たちに誓った地を獲させなければならない。 1:7ただ強く、また雄々しくあって、わたしのしもべモーセがあなたに命じた律法をことごとく守って行い、これを離れて右にも左にも曲ってはならない。それはすべてあなたが行くところで、勝利を得るためである。 1:8この律法の書をあなたの口から離すことなく、昼も夜もそれを思い、そのうちにしるされていることを、ことごとく守って行わなければならない。そうするならば、あなたの道は栄え、あなたは勝利を得るであろう。 1:9わたしはあなたに命じたではないか。強く、また雄々しくあれ。あなたがどこへ行くにも、あなたの神、主が共におられるゆえ、恐れてはならない、おののいてはならない」。
ヨシュア記1章5節~9節
神様はヨシュアに、「あなたがどこに行っても私が共にし、助ける。」このようにおっしゃいました。
ヨシュアは、ただその神様の御言葉を信じて突き進み、カナンの地に定住していた31の部族と戦ってカナンの地を得るようになりました。
「え、どうして住んでた人達を追い出してその地に入っていくようなことしたの?」と思うかもしれませんが、実はこれにはとても深い経緯があるんです。
ここでは長くなるので書きませんが、、、
それはさておき、当時のイスラエル民族というのは、それまで奴隷として働かされていたエジプトから脱出してきた難民のような立場でした。到底戦争ができる状態ではなかったですし、力も数も足りませんでした。
その様な中で、カナンの地に進んでいかなければならなかったのですが、そのイスラエル民族を導く指導者として神様がヨシュアを選んだ理由の一つが<肯定的な考え>でした。
ヨシュアは、以前モーセがいた時代にカナンの地に行った偵察隊のうちの1人でしたが、多くの人が「カナンの地は、自分達よりも体格が大きな人ばかりだし、行くべきではない」と否定した中で、肯定した人でした。
ヨシュアは、「神様が私たちに約束してくださった乳と蜜の流れる地です。その地は非常に良い地です。神様が良しとされるなら私達をそこに導いてくださるでしょう」と言いました。
このように、ヨシュアはいつも神様がおっしゃる御言葉をただ信じて、行いました。それで結局カナンの地を手に入れるようになったのです。
肯定的な考えは神様の考えと非常に合う考えです。神様は私が言ったことは必ず成すという神様なので、人は神様の考えをもらう時に、どのような状況だとしても、肯定的に考え、必ずできると信じて、実践する力をもらうようになります。
新しく始める新年度、私達もヨシュアのような肯定的な考えをもって、行うべきことを大胆に行っていきたいですね!