牧師って
どんなことをしているの?
どんな人達なの?
日本人にはあまり馴染みのない職業だけに
少しでも馴染んでいただこうとブログを書いています。
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「信仰と希望」
皆さん、こんにちは。
今日は、信仰と希望というテーマで話をさせて頂きます。
神様を信じることの強みって色々とあると思っているのですが、
その1つに、現実に大変なことがあっても、将来、必ず良くなるという希望を持てることだと思うのです。
楽観的で肯定的な性格なだけでも、同じ効果と結果がもたらされる場合がありますが、
不確実なものでもあると思うのです。
しかし、信仰の与える希望は、本人の行動によってもたらされるものだけでなく、
実際に、神様が共にして働きかけてくださることでなされる現実的な希望です。
私達が生きていく中では、どんなに本人が頑張っても超えられない限界というものがあります。
しかし、神様が共にして助けてくださることで乗り越えて行けるようにしてくださるのです。
聖書を読んでみると、到底不可能と思える状況でも、神様が共にされることで可能になったことが度々描かれています。
物語としてではなく、歴史の史実として記録されています。
モーセやヨシュア、ダビデやヤコブなど、聖書には神様が働きかける使命者が登場するのですが、
彼らに、神様は共にされて、様々な死の危機から守り、大きな祝福を受けるようにしてくださいました。
ただし、誰にでも不可能なことが可能になるようなことが起きたわけではありません。
神様が共にされるだけの条件を備えた人、共にされるだけの信仰を持った人に働きかけられたのです。
それでは、どんな信仰だったのかというと、先に信じて差し上げる信仰でした。
してもらったから信じるのではなくて、何か保証されたものがあったわけでもないし、何かよくしてもらったから信じた、というのではなくて、何もないとしても、むしろ、信じ難い状況だとしても、先に信じた、そういう人たちに神様が共にされて、強力に働きかけてくださったのです。
神様を先に信じて差し上げる、そのような信仰には、希望が伴います。
どんなに大変でも、どんなに難しい状況があるとしても、神様は必ず共にされて、解決してくださり、
永遠な祝福を与えてくださいます。
真の信仰者には、神様が与えてくださる希望があり、その希望は必ず実現します。
また、希望があるからこそ、実際にもっと頑張る力も湧いてくるし、心には平安があります。
今、私達が暮らす社会の中では、思いもよらない大変なことがおきています。
こういう時だからこそ、皆さんに一人一人に、神様が与えてくださる平安が満ち溢れることを心から祈っています。